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日月潭

美しい水面

台湾には「水が美しい」スポットが多く存在しています。
十分瀑布もタロコ国家公園もその1つと言えるでしょう。
ここではさらに水の美しさにスポットを当てた場所として「日月潭」について紹介します。

日本語ではニチゲツタン、ないしはジツゲツタンと呼ばれますが、現地言語では「リーユエタン」と発音します。
略称では「明潭」と呼ばれることもあるようです。

この日月潭は台湾でダム湖部分をを除いても天然の湖としては最大のものです。
名前の由来となっているのはその形で、北部が太陽の形を、南部が月の形をしているためにこのように呼ばれています。
では、この場所にまつわる歴史について見てみましょう。

この場所は1918年、日本統治時代であるこの時に、電力会社によって水力発電所の建設が予定されていました。
さらにその効果を上げるために、台湾最大の川である濁水渓からの引水も予定されていたのですが、日本で関東大震災が発生したことによって一度中断されます。
その後日本の情勢が落ち着いた1928年、折しも世界恐慌の一年前に計画が再開され、その後1934年に竣工しています。
当時の日本の財政事情を考えると、余裕がない中で捻出したことが分かります。

戦後には大観水力発電所となり、現在でも台湾全体の発電量の半分を占める、実用的な施設としても重要性が高い場所となっています。
元々は4.55平方キロメートルであった範囲はこの計画によって7.73平方キロメートルまで拡大しました。

観光地としての日月潭

では、観光地として見た時の日月潭の魅力がどこにあるのか、ということについて見て行きましょう。
この場所は台湾八景の1つとしても挙げられています。
その際のポイントとなっているのが「双潭秋月」です。

双潭というのは日月潭のことを指しており、秋月というのは名前の通り秋の月のことを指しています。
つまり、この場所で見る秋の月こそが台湾八景の1つである、とされているわけです。
見に行く時もぜひこのタイミングを狙ってみると良いでしょう。
月ではありませんが、夕日の沈む様も美しいとされているため、こちらならば天気さえ良ければ年中楽しむことが出来るはずです。

また、湖の周りには8本に渡る遊歩道が設置されています。
この近くには塔や廟なども設置されており、これ自体も名所として高い人気を誇っています。

さらにこの場所を肌で感じて楽しみたいのであれば、遊覧船に乗船したり、ボートを利用するなどの方法もあります。
様々な楽しみ方を選択出来るのがこの場所の魅力の1つと言って良いでしょう。
釣りも楽しむことが出来るため、かの有名な太公望の諸兄にもぜひ楽しんでいただきたいと思います。
台北からも直通バスが出ているためアクセスも良好です。