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国父紀念館

孫文という人物

現在の中国を作るに至る歴史において、欠かすことが出来ない人物は何人もいます。
文化大革命によって(良くも悪くも)今の中国文化を作ることに貢献した毛沢東や、その対抗馬として権勢を振るった蒋介石などが特に日本では有名でしょう。
しかし、これらの人物の活躍というのも、この人物がいなければなかったと言われる人物が存在しています。
その人が「孫文」です。

現地では孫中山という名前で呼ばれていることが多く、中国ではかつて、台湾では今でも紙幣の肖像として使われているほどの人物となっています。
では、この人が何をしたのか、ということについてまずは見て行きましょう。
この人が行なったのは「辛亥革命」という革命です。
それまでは清という国であった今の中国で革命を成功させ、今の中華人民共和国のベースとなる「中華民国」を建国するに至りました。

このことから、建国の父という意味の「国父」という名前で呼ばれています。
特に台湾は中華民国時代にイギリス統治に移り、その後中華人民共和国成立後に返還されているため、今でも中華民国時代の方が良かったと考えている人が多く、この孫文に対する考え方というのが色濃く残っていると言われています。

国父紀念館の魅力

さて、ここで紹介するのは、そんな「国父孫文」のことを記念して作られた「国父記念館」という施設です。
台湾に行くのであれば、この歴史を感じることが出来る場所を是非見ておきたい所でしょう。
場所としては台北市役所の近くにあるため、訪ねるのは比較的容易です。
大きな花畑に水路が整備された庭と、黄色い屋根が特徴的な建物のコントラストが美しく、建築物としてそのものが魅力的な場所となっています。

また、この広々とした空間においては現地の人たちが多く集まり、憩いの場となっています。
アーティストやパフォーマーのような人も多く存在しているため、こういった人たちの技を見に行くのも面白いでしょう。
さらに、中国語がある程度読めるのであれば、特設図書館も見に行く価値がある場所となっています。
ただの記念館ではなく、様々なことが楽しめるのがこの国父紀念館の魅力だといえるでしょう。

自動車でアクセスする場合、国道1号線から園山インターチェンジで降り、建国高架鉄道に乗り換えて忠孝東路出口で降ります。
公共交通機関を利用する場合は高速鉄道・鉄道の台北駅から地下鉄に乗り換えて国父紀念館駅で下車すればすぐ近くとなっています。

アクセスにも優れており、歴史を感じることが出来、かつレジャーとしても楽しむことが出来るこの場所は、台湾旅行では外せないスポットの1つと行って良いでしょう。
より楽しむためには、中華民国と台湾の歴史について予め学んでおくと良いかも知れません。