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カップルジンクス

どの国にも、どの地域にもカップルジンクスというものがあります。
○○へ行くと破局する。○○へ行くと結婚する、○○で△△すると恋が実るなど、なるほどと感じるものから、嘘だろうというものまでさまざまです。

女神様が嫉妬する?

日本でも昔からよく言われるのが、○○に二人でお参りすると神様が嫉妬して二人の仲を裂いてしまうというものがあります。
女性の神様で恋人や夫に恵まれなかったり、不幸な恋をした逸話があったりする神様にはこのテのジンクスが多いようです。
台湾でも、そういうジンクスのある観光スポットがあります。

新北市石碇区の石碇姑娘廟は、恋も結婚も知らないで死んでしまった魏扁という少女を祀っています。
神社でもお寺でもない一人の少女の墓所です。

この土地を買った男性が足の病にかかったけれども、どんな治療をしてもならなかったので、神に祈ったところ、魏編という少女が自分を弔ってほしいと願っているというお告げがありました。
この少女のために建立されたのが姑娘廟で、その後この男性の病気が快癒したという言い伝えがあります。

魏編がカップルに嫉妬して、カップルの間を裂くといわれています。
ここには、若くして亡くなった女性のための碑がたくさん建てられています。
確かに、カップルのデートコースには不向きなところです。

仙人も嫉妬する

台北の木柵指南宮は道教のお寺ですが、アジア全域の道教信者がお参りする大規模なものです。
道教はもともと哲学や占術、易学などさまざまな要素をとりこんだ哲学なのでそのもとになる様々な神様や仏さま思想家などが祀られています。

ここに祀られている呂洞賓仙人は嫉妬深いというのは台湾ではよく知られている伝説です。
恋愛以外ならどんなお願いも聞き入れてくれるのですが、カップルでお参りするとそのカップルは破局すると言われています。
もちろん一人で行っても、恋愛成就の願いは聞き入れられないそうです。

呂洞賓仙人が、一人の女性に恋をして何度も告白したにもかかわらず拒否されたので、その腹いせにカップルの中を引き裂くという言い伝えがあるのです。
厳しい修業をして仙人になったといわれている神様なのに、妙に人間的な逸話があるのが面白いところです。

女性に靴を贈ると破局する

台湾では、男性が女性に靴をプレゼントすると、そのカップルは破局するといわれています。
女性に靴を与えると家から出ていくことができるという古い考え方が、若い恋人たちにも影響を与えているのです。
女性を家から出さずに支配した時代の話なので、現代では全く意味のないジンクスです。

現に台湾では夫婦でも共働きが普通で、女性は日本よりも強いそうです。
靴をもらおうと、もらうまいと、彼女たちは自分のことは自分で決められるのです。