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台湾の歴史

実は、ちょっと複雑な地域

台湾の歴史を調べてみると、思った以上に複雑であることが解ります。
その複雑な歴史の理由は、「アジアの中でも、台湾は非常に小さな国である」ということが関係していると思われます。
>>>台湾の歴史

↑のサイトを見ると解りますが、実は台湾というのは18世紀ごろまでオランダ・スペインの植民地だったのです。
加えて、今の様に台湾としてはっきりと独立をしていたわけではなく、あくまで中国本土に支配されている地域のひとつでした。
国を支配しているのがお隣の中国、さらにオランダやスペインといったヨーロッパの植民地であった台湾は、このせいではっきりとした統治をすることができなかったとか。
中国が「清」の時代を迎えると、台湾には多くの漢人が移住するようになり、これが問題をますます大きくしてしまうことになりました。
台湾に関わる多くの国の存在が、台湾がはっきりと独立することを許さなかったのです。

日本が統治することに

日清戦争で勝利した日本は、それに伴い50年にわたり台湾の統治を行うことになります。
この「日本統治」が、台湾を劇的に変えることになりました。
当時、アメリカに対して強い対抗意識があった日本は、台湾国内の鉄道・水道・電気など、台湾のインフラに関わるものを徹底的に強化していきます。

もちろん、台湾の国民もあっさりと日本を受け入れたわけではありませんし、日本も台湾人を差別するなど問題も多くありましたが、より近代的なシステムを手に入れた台湾は、独自の道を歩むことに成功します。
一番の功績は、教育水準が劇的にアップしたこと。
教育システムが確立しているということは、先進国の条件とも言われていますので、このことからも台湾の立場が変わり始めたことが解ります。

中国の統治下へ

第二次世界大戦に敗戦した日本は、台湾の統治を放棄。
これに伴い、台湾は中国の統治下になりますが、中国の台湾に対する扱いは酷かったと言います。
日本が統治を放棄した当初は中国の統治を喜んだ台湾ですが、その後の中国の扱いが非常に悪かったために、中国への感情が悪化。
このことが、現在の「親日国・台湾」を作りあげたといいます。

その後も台湾に関しては問題が後を絶たず、現在もその問題は続いています。
台湾は、実は国際的にはまだ「中国の一部」であり、「独立国家」ではありませんので、その点が大きな影をおとしているのかもしれません。
混沌の中ではぐくまれた国、それが「台湾」なのです。